★★★ 環境設定ファイル コマンド ★★★
【 環境設定ファイル】
環境設定ファイル(拡張子JWF)は、JWWで各自が任意に各種設定を行えるテキストファイルで、複数の環境設
定ファイルを作成する事も出来ます。
環境設定ファイル名を Jw_win.jwf にして、「Jw_win.exe」があるフォルダ内におくと、JWW起動時に自動的に読み
込まれます。
環境設定ファイルで、線色・線種・文字の形状や色・寸法の設定 等を設定しておくと、次回からその設定で読み
込まれますので、毎回設定する必要がなくなります。
環境設定ファイルを設定後、30行目のENDを削除するか、#ENDにしないと設定が有効になりません。
環境設定ファイルの「S_COMM_0」 の設定は、起動時の"jw_win.jwf"でのみ有効です。
《 読込み 》
環境設定ファイル→読込み は、複数の環境設定ファイルがある場合に起動時の Jw_win.jwf 以外の環境設定フ
ァイル( ***.jwf )を読み込む時に使用します。
《 書出し 》
環境設定ファイル→書出し は、JWWを起動して、メニュ−バ−の設定→基本設定 等で設定した項目を環境設
定ファイルに書き出します。
Jw_win.jwf に書き出すと、次回からその設定で起動します。
それ以外の環境設定ファイル( ***.jwf )に書き出すと、環境設定ファイル( ***.jwf )の 読み込み を行わないと、
その設定は利用出来ません。
環境設定ファイル書出しを行うと、コメント文が消えてしまいます。
Sample.jwf に書き出す場合は、Sample.jwf をコピ−してからコピ-を使うようにして下さい。
新規にファイル名を付けて書出す場合は、ファイルの種類欄は 『JWF』 、ファイル名はファイル名の後ろに「.jwf」
を付けて、『ファイル名.jwf 』として下さい。
JWW 2.30 現在では、環境設定ファイルの「文字サイズ・文字色設定」で、「サイズ変更基準点」を、MHEN = *
と設定していても、環境設定ファイルの書き出しを行うと MHEN = 0 に変わってしまいます。
また、 「自動保存のフォルダー指定」の設定で、「AutoSaveDir=C:\JWW*」の後ろに起動回数を設定しても環境設
定ファイルの書き出しを行うと「AutoSaveDir=C:\JWW*」に変わってしまいます。
《 編集・作成 》
環境設定ファイル→編集・作成 は、基本設定 等の設定を、基本設定等でなく直に、設定出来ます。
また、環境設定ファイル直でないと設定出来ない項目もあります。
環境設定ファイルの編集・作成をして、「名前を付けて保存」する場合で、外部エディタを NOTEPAD 等を使って
いる時は、拡張子が 「.txt」 になってしまいますので、後で拡張子の変更を行って下さい。
(但し拡張子が表示されている場合)
または保存時にファイル名+拡張子を半角の”(ダブルコーテーション)で囲って、"***.jwf"にして保存してみてく
ださい。
この方法は Windows の他のアプリケーションでも有効です。
【 レイヤ整理ファイル 】
レイヤ整理ファイル(拡張子JWL)は、同一レイヤグル−プ内でレイヤを意識せずに描いたデ−タ−を、各自が
作成したレイヤ整理ファイルの設定にしたがって、指定したデ−タ−を指定したレイヤに、移動・整理させる事が
出来るファイルです。
レイヤ整理ファイルの詳細は
sample.jwl
を読んで設定して下さい.
これができると頂いたデータを自分の環境に合ったレイヤ整理
または 相手に渡す際のレイヤ整理ができます.
【 環境設定ファイルの簡易説明 】
・ 「S_COMM_0」 の設定は、起動時の"jw_win.jwf"でのみ有効です。
「S_COMM_0」では、「書き込みレイヤグループ・レイヤの設定」、「クロックメニューに移行するドラッグ量」、「用
紙サイズ設定」、「表示のみレイヤのデータの読取」、「表示のみレイヤの読取点の読取」、「AUTOモードクロックメニ
ュー(1)(2)切替え距離」、「プリンタ出力時の埋め込み文字」、「JWC・DXFファイルの上書とBAKファイル作成」の設定が
出来ます。
※ 「JWC・DXFファイルの上書とBAKファイル作成」は、環境設定ファイルでのみ設定可です。
Q1 JWC・DXFファイルの上書き保存とバックアップファイル作成の設定
「S_COMM_0」の最初から8番目の数字を 1 にすると、JWC・DXFファイルの上書き保存とバックアップファイ
ル作成が出来ます。2にすると上書で新規保存になります。
起動時の"jw_win.jwf"でのみ有効です。環境設定ファイルでのみ設定可です。
S_COMM_0 = 00 35 A3 1 1 100 1 1 0
Q2 オートセーブ時間(自動保存)の設定 (自動保存の間隔を設定します)
「S_COMM_1」の最初の数字で、オートセーブ時間の設定をします。
S_COMM_1 = 150 1 0 0 0 1 1 111 1
Q3 ファイル読込項目の設定(JWW形式のファイル読み込み時の状態の設定)
「S_COMM_1」の最後から2番目の数字で、設定します。
「線色要素・線種パターン」を読み込む時は、「1の位」を1に、読み込まない時は0にする。
「印刷倍率・90度回転」を読み込む時は、「10の位」を1に、読み込まない時は0にする。
「文字基準点ずれ」を読み込む時は、「100の位」を1に、読み込まない時は0にする。
S_COMM_1 = 150 1 0 0 0 1 1 111 1
Q4 バックアップファイル数の指定 (上書き保存時した時のバックアップファイル数を設定します。)
「S_COMM_1」の最後の数字で、バックアップファイル数を記入します。
−9〜9までの数字を入力します。
絶対値1以上で「*.BAK」のバックファイル作成
絶対値2以上で「*.BK2」〜「*.BK9」のバックアップファイル作成
「*.BAK」→「*.BK2」→「*.BK9」の順に古いファイルになる
マイナス値の場合は A,Bドライブのバックアップファイルは作成しない
プラス2以上の場合でも A,Bドライブ には「*.BAK」ファイルのみ作成
S_COMM_1 = 150 1 0 0 0 1 1 111 1
※ 「S_COMM_0」のバックアップファイル作成の設定をしないと、有効になりません。
Q5 用紙枠の表示設定 (画面に用紙枠が表示される)
「S_COMM_2」の最後から3番目の数字で設定する。
用紙枠を表示する場合は1に、表示しない場合は0にする。
S_COMM_2 = 0 100 0 0 0 0 0 0 0
Q6 画像・ソリッドの描画方法の設定 (画像ソリッド図形を最初に描画)
「S_COMM_3」の“H画像・ソリッドの描画方法指定”で設定します。
一の位に1か2を設定した場合のみ十の位が有効になります。
【 一の位 】
0 に設定すると、作図順または作図逆順で描画されます。
作図順または作図逆順の設定は、「S_COMM_4」で設定できます。
1 に設定すると、画像→ソリッド゙→他のデータの順で描画されます。
2 に設定すると、ソリッド→画像→他のデータの順で描画されます。
【 十の位 】 (一の位が1か2に設定した場合のみ有効)
0 に設定すると、レイヤ正順で描画されます。
1 に設定すると、レイヤ正順・色番号順で描画されます。
2 に設定すると、レイヤ正順・色番号逆順で描画されます。
3 に設定すると、レイヤ逆順で描画されます。
4 に設定すると、レイヤ逆順・色番号順で描画されます。
5 に設定すると、レイヤ逆順・色番号逆順で描画されます。
6 に設定すると、印刷コマンドのコントロ−ルバ−の「出力方法設定」での設定で描画されます。
または、基本設定の「一般(1)」タブで設定できます。
S_COMM_3 = 0 0 0 6 0 0 1.00 0 0
Q7 クロスラインカーソルの設定
「S_COMM_4」の最初の数字で設定する。
常時クロスラインカーソルを使用する時は1に、範囲指定のみクロスラインカーソルを使用する時は2に、範
囲始点のみクロスラインカーソルを使用する時は3にする。
S_COMM_4 = 0 0 0 0 1 0 0 0 10
Q8 表示のみのレイヤも属性取得
「S_COMM_4」の最初から2番目の数字で設定する。
表示のみレイヤも属性取得する時は1に、属性取得しない時は0にする。
S_COMM_4 = 0 0 0 0 1 0 0 0 10
Q9 矢印・PageUp・Down・Homeキーでズーム操作の設定
「S_COMM_5」の最後から4番目の数字で設定する。
使用する場合は1を、使用しない場合は0にする。
(0:使用しない 1:使用する)
S_COMM_5 = 0 0 0 0 0 0 0 0 0
Q10 実点の画面描画 (画面表示上の実点を、指定した半径で表示します)
「S_COMM_5」の最後から3番目の数字で設定する。
(画面表示上の実点を、プリンタ出力の指定半径で描画する場合は1を、そうでない場合は0にする。
S_COMM_5 = 0 0 0 0 0 0 0 0 0
Q11 実点のプリンタ出力 (プリンタ出力時に、実点を指定した半径で描画します。)
「S_COMM_5」の最後から2番目の数字で設定します。
(プリンタ出力時に、実点を指定した半径で描画する場合は1を、そうでない場合は0にする。
S_COMM_5 = 0 0 0 0 0 0 0 0 0
Q12 Undoの回数制限の設定
「S_COMM_6」の最初の数字で設定します。1〜100 の間で設定出来ます。
S_COMM_6 = 100 0 0 0 60 0 0 0 0
Q13 作図時間をステータスバーに表示する設定
「S_COMM_6」の最後から3番目の数字で設定します。
ステ−タスバ−に作図時間を表示する場合は1を、表示しない場合は0にする。
※ 詳細設定は、sample.jwf を参照して下さい。
S_COMM_6 = 100 0 0 0 60 0 0 0 0
Q13−1 作図時間を変更出来る設定
「S_COMM_6」の最後から4番目の数字で設定します。
作図時間の変更をする場合は1を、変更しない場合は0にする。
※ メニュ−バ−の設定→基本設定→一般(2) タブ の「作図時間」で変更出来ます。
S_COMM_6 = 100 0 0 0 60 0 0 0 0
Q14 自動保存のフォルダー指定の設定
AutoSaveDir=C:\JWW と環境設定ファイルに記載するとJWWフォルダ内に自動保存ファイルが保存されま
す。
AutoSaveDir=C:\JWW¥*** (フォルダ名) と環境設定ファイルに記載すると*** (フォルダ名)フォルダ内に自
動保存ファイルが保存されます。
AutoSaveDir=C:\JWW* ようにフォルダーの後ろに半角「*」を追加して環境設定ファイルに記載すると、作成
される自動保存のファイル名は【自動保存】+JWWの起動回数番号「00〜99」(99の次は00に戻る)になりま
す。
AutoSaveDir=C:\JWW*50 のように半角「*」に続けて[5〜99]の数値を指定して環境設定ファイルに記載する
と、指定した数値が起動回数番号最大値になります。
Q15 旧バージョン形式による保存の指定の設定
OldVerSave =1 にすると、ひとつ前の旧バージョン形式での保存が出来ます。
OldVerSave =0 にすると、新バージョン形式での保存が出来ます。
OldVerSave =223 にすると、ver2.23の旧バージョン形式での保存が出来ます。
OldVerSave =220 にすると、ver2.20の旧バージョン形式での保存が出来ます。
この設定は環境設定ファイルでのみ可能です。また、ファイル→「名前を付けて保存」の「新規作成」ダイアログボ
ックスでも旧バージョンでの保存形式を選択できます。
[設定方法1]
S_COMM_6 = コマンドの行のしたに ( sample.jwf にあわせています. )
AutoSaveDir=D:\BAK\111
OldVerSave=1
例 D:\111\222\XYZ.JWWのファイルを開いたとき
保存形式は D:\BAK\111\【自動保存】XYZ.jw$ <-- Ver 2.20形式
[設定方法2]
S_COMM_6 = コマンドの行のしたに ( sample.jwf にあわせています. )
AutoSaveDir=D:\BAK\111*
OldVerSave=1
例 D:\111\222\XYZ.JWWのファイルを開いたとき
保存形式は D:\BAK\111\【自動保存】01.jw$ <-- Ver 2.20形式
補足) この方法はファイル名が00から99の範囲のいずれかがこのファイル
を開いている間使用されるAutosaveファイルになります.
[設定方法3]
S_COMM_6 = コマンドの行のしたに ( sample.jwf にあわせています. )
# AutoSaveDir=D:\BAK\111* <-- 先頭が # なので有効になっていない
OldVerSave=1
例 D:\111\222\XYZ.JWWのファイルを開いたとき
保存形式は D:\111\222\【自動保存】XYZ.jw$ <-- Ver 2.20形式
[設定方法4]
S_COMM_6 = コマンドの行のしたに ( sample.jwf にあわせています. )
# AutoSaveDir=D:\BAK\111 <-- 先頭に # があるので有効になっていない
# OldVerSave=1 <-- 先頭に # があるので有効になっていない
例 D:\111\222\XYZ.JWWのファイルを開いたときは 開いたフォルダと同じ
フォルダに以下のファイル名で保存される.
保存形式は D:\111\222\【自動保存】XYZ.jw$ <-- Ver 2.23以降形式
[設定方法5]
S_COMM_6 = コマンドの行のしたに
AutoSaveDir=D:\BAK\111
# OldVerSave=1 <-- 先頭に # があるので有効になっていない
例 D:\111\222\XYZ.JWWのファイルを開いたとき
保存形式は D:\BAK\111\【自動保存】XYZ.jw$ <-- Ver 2.23以降形式
補足) この方法はファイル名が00から50の範囲のいずれかがこのファイル
を開いている間使用されるAutosaveファイルになります.
[設定方法6]
S_COMM_6 = コマンドの行のしたに
AutoSaveDir=D:\BAK\111*50
# OldVerSave=1 <-- 先頭に # があるので有効になっていない
例 D:\111\222\XYZ.JWWのファイルを開いたとき
保存形式は D:\BAK\111\【自動保存】05.jw$ <-- Ver 2.23以降形式
補足) この方法はファイル名が00から50の範囲のいずれかがこのファイル
を開いている間使用されるAutosaveファイルになります.
[設定方法7]
S_COMM_6 = コマンドの行のしたに
AutoSaveDir=D:\BAK\111*
# OldVerSave=1 <-- 先頭に # があるので有効になっていない
例 D:\111\222\XYZ.JWWのファイルを開いたとき
保存形式は D:\BAK\111\【自動保存】01.jw$ <-- Ver 2.23以降形式
補足) この方法はファイル名が00から99の範囲のいずれかがこのファイル
を開いている間使用されるAutosaveファイルになります.
タイムスタンプ(日付け)はこのファイルをエクスプローラで右クリックするとわかり
ますので検証してください.
Q16 目盛り付きクロスラインカーソルの設定
「R_CROSS_SET」の最初の数字で設定します。
目盛付クロスラインカーソルを設定する場合は1を、設定しない場合は0にする。
※ 2番目以降の数字の設定は、sample.jwf を参照して下さい。
メッセージ表示部を左クリックで目盛無しクロスラインカーソルの ON/OFF が、右クリックで目盛付クロスライ
ンカーソルの ON/OFF に切り替えが出来ます。
R_CROSS_SET = 1 1 1 3 6
Q17 矢印キーによる基準画面移動率の設定
「ZOOM」の最後から4番目の数字で設定します。
基準画面移動率を 0.1〜1.0 の範囲で設定します。
※ [Shift]+[キー]で1/5の移動・拡大縮小率になります
ZOOM = 0 0 0 0 10 0.5 1.5 100 0
Q18 基準画面拡大・縮小率の設定
「ZOOM」の最後から3番目の数字で設定します。
基準画面拡大・縮小率 1.1〜5.0 の範囲で設定します。
※ [Shift]+[キー]で1/5の移動・拡大縮小率になります。
ZOOM = 0 0 0 0 10 0.5 1.5 100 0
Q19 マウスホイ−ルによる画面拡大・縮小の設定
「ZOOM」の最後の数字で設定します。
マウスホイ−ルによる画面拡大・縮小の設定をする場合は1を、設定しない場合は0にする。
−値で逆方向の拡大・縮小になります。
※ [Shift]+[キー]で1/5の移動・拡大縮小率になります
ZOOM = 0 0 0 0 10 0.5 1.5 100 0
Q20 レイヤー名・レイヤーグループ名の設定
レイヤーグループ毎に、グループ名,0レイヤー名,1レイヤー名,・・・・を記載します。
名前は、 ','(半角カンマ)で区切ります。
グループ名は18バイト(漢字9文字),レイヤー名は16バイト(漢字8文字)以下で設定出来ます。
下記の場合は、黒の太字がレイヤーグル−プ番号です。
レイヤーグル−プ0のレイヤーグル−プ名は「一般図」、レイヤ-番号0のレイヤー名は「通り芯」、レイヤ-
番号1のレイヤー名は「躯体」、レイヤ-番号2のレイヤー名は「仕上げ」、……です。
レイヤーグル−プ1のレイヤーグル−プ名は「A」、レイヤ-番号0のレイヤー名は「a」、レイヤ-
番号1のレイヤー名は「b」、レイヤ-番号2のレイヤー名は設定していません。
LAYNAM_0 =一般図,通り芯,躯体,仕上,建具,その他,寸法,ハッチ
#
LAYNAM_1 =A,a,b ,, , ,d
Q20−1 ステ−タスバ−にレイヤーグループ名を表示する設定
ステータスバーにレイヤグループ名を表示する場合は1を、表示しない場合は0を記載します。
S_COMM_7 = 0
Q21 レイヤーごとの線色・線種の設定
書込レイヤーを変えた時に、指定した線色・線種に切替わります。
0を指定すると線色の切替えを行いません。0〜9 のPen番号で設定します。 9は補助線です。
0を指定すると線種の切替えを行いません。10を除く 0〜19 の番号で設定します。
線種番号の1〜8は線種の1〜8、9は補助線色、11〜15 はランダム線、16〜19は倍長線種です。
LAYCOL_* は、レイヤーグル-プ番号 * のレイヤーごとの線色の設定をします。
LAYTYP_* は、レイヤーグル-プ番号 * のレイヤーごとの線種の設定をします。
下記の設定の場合は、
レイヤーグル−プ0のレイヤ-番号0を書込レイヤーにすると、線色はPen8で線種は6になります。
レイヤーグル−プ0のレイヤ-番号1を書込レイヤーにすると、線色はPen2で線種は1になります。
レイヤーグル−プ0のレイヤ-番号2を書込レイヤーにすると、線色は無指定で線種は2になります。
レイヤーグル−プ0のレイヤ-番号5を書込レイヤーにすると、線色はPen3で線種は無指定になります。
レイヤーグル−プ1のレイヤ-番号0を書込レイヤーにすると、線色はPen8で線種は1になります。
# グループ |← レイヤ →|
# ↓ (0) (1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (a) (b) (c) (d) (e) (f)
LAYCOL_0 = 8 2 0 0 0 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
LAYCOL_1 = 8 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
# グループ |← レイヤ →|
# ↓ (0) (1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (a) (b) (c) (d) (e) (f)
LAYTYP_0 = 6 1 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
LAYTYP_1 = 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
Q22 コマンドごとのレイヤグループとレイヤの設定
コマンドを変えた時、指定したレイヤに切替わります。
「0*」とした場合、レイヤグループは変更せず「*レイヤ」なり、「*0」とした場合、「*グループ」になりレイヤは変
更されません。
「00」を指定すると、レイヤの切替えを行いません。したがって、0レイヤグループ、0レイヤへの切替えはで
きません。
下記の設定の場合は、
線コマンドを選択するとレイヤーグル−プ1のレイヤ-番号2に切替わります。
文字コマンドを選択するとレイヤーグル−プの切替は行わず、レイヤ-番号Aに切替わります。
寸法コマンドを選択するとレイヤーグル−プの切替は行わず、レイヤ-番号Bに切替わります。
# コマンド毎のレイヤ設定(16進数 00〜ff)
# AUTO , 線 , 矩形 , 円弧 , 文字 , 点 , 寸法 , 2線 , 中心線, 連続線
# ( 1) ( 2) ( 3) ( 4) ( 5) ( 6) ( 7) ( 8) ( 9) (10)
COM_LAY01= 00 12 00 00 0A 00 0B 00 00 00
Q23 「軸角・目盛・オフセット 設定」で、「目盛間隔」を実寸に設定
「S_MESH_0」の最後の数字で設定します。
目盛り間隔を実寸法に設定する場合は1を、設定しない(図寸法))場合は0を記載します。
※ 「軸角・目盛・オフセット 設定」のダイアログボックスの「実寸」にチェックを入れても実寸の入力になります。
S_MESH_0 = 0 0 5 5 15 0
Q24 寸法値のフォント(太字・斜体共)・文字種類の初期値の設定
「S_STR1」の最初の数字で「文字種類」を、最後で「フォント」の設定します。
寸法値のフォントの初期値を「"$<フォント名>」で指定します。「"$<MS ゴシック>」の最後に「!」を付けて「"$
<MS ゴシック>!」すると太字文字の指定に、最後に「/」を付けて「"$<MS ゴシック>/」すると斜体文字の指
定になります。
S_STR1 = 3 2 0.50 0 0 "$<MS ゴシック>
Q25 文字のフォント(太字・斜体共)・の初期値の設定
「MHEN」の最後の数字で「フォント」の設定します。
フォントの初期値を「"$<フォント名>」で指定します。「"$<MS ゴシック>」の最後に「!」を付けて「"$<MS ゴ
シック>!」すると太字文字の指定に、最後に「/」を付けて「"$<MS ゴシック>/」すると斜体文字の指定になり
ます。
MHEN = 0 "$<MS ゴシック>
Q26 JWW起動時の線色・線種の設定
Pen番号のみの指定は出来ませんが、Pen番号のレイヤが決まっている場合は可能です。
この設定では、レイヤを指定すると、指定した線色・線種に変わります。
「S_COMM_0」の行の最初の 00 が書き込みレイヤグル-プと書き込みレイヤの設定ですので、JWW起動時
の線色・線種を設定するレイヤ(グル−プ)を指定して下さい。
下記の設定はレイヤグル−プ0のレイヤ2に「6番ペンの実線」の設定をした例です。
S_COMM_0 = 02 35 A0 1 1 900 0 0 0
次に、「LAYCOL_0」でレイヤーごとの線色の既定値設定を「LAYTYP_0」でレイヤーごとの線種の既定値設定を行
って下さい。
LAYCOL_0 = 0 0 6 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
LAYTYP_0 = 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
環境設定ファイル名は Jw_win.jwf にして下さい。
「S_COMM_0」の設定は起動時の"JW_WIN.JWF"でのみ有効 です。
「JW_WIN.EXE」があるフォルダー内に「Jw_win.Jwf」がある場合、起動時に自動的に読込まれます。
Q27 多用する線色・線種を線種バ−右クリックで選択する設定
「LTYPE_HC」の最後の2つで線色・線種の設定します。
「※1」で線色の設定を、「※2」で線種の設定をします。
下記で設定した環境設定ファイルを読み込むと、「線属性」バ−を右クリックで、設定した線色・線種に変わる。
LTYPE_HC = 1 1 0 ※1 ※2
Q28 JWW起動時のレイヤ(グル−プ)・用紙サイズ・縮尺の設定
「S_COMM_0」で起動時の用紙サイズ・レイヤ(グル−プ)の設定をします。
「※1」でレイヤ(グル−プ)の設定を、「※2」で用紙サイズの設定をします。
S_COMM_0 = ※1 35 ※2 1 1 900 0 0 0
「LAYSCALE」で縮尺の設定をします。
縮尺の設定はレイヤグル-プごとに設定出来ます。
下記の設定は、上記で設定したJWW起動時のレイヤグル-プ2の縮尺を「100」に、その他のレイヤグル−プ
で、レイヤグル-プ0の縮尺を「10」に、レイヤグル-プ1の縮尺を「30」に、レイヤグル-プ3の縮尺を「50」に、レ
イヤグル-プEの縮尺を「100」に、レイヤグル-プFの縮尺を「1」に、設定した例です。
# 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 A B C D E F
LAYSCALE = 10 30 100 50 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 100 1
環境設定ファイル名は Jw_win.jwf にして下さい。
「S_COMM_0」の設定は起動時の"JW_WIN.JWF"でのみ有効 です。
「JW_WIN.EXE」があるフォルダー内に「Jw_win.Jwf」がある場合、起動時に自動的に読込まれます。
Q29 クロックメニューに移行するドラッグ量の設定
「S_COMM_0」の最初から2番目の数字で設定をします。
クロックメニューに移行するドラッグ量 を20〜200 のの間で設定をします。
S_COMM_0 = 00 35 A0 1 1 900 0 0 0
環境設定ファイル名は Jw_win.jwf にして下さい。
「S_COMM_0」の設定は起動時の"JW_WIN.JWF"でのみ有効 です。
「JW_WIN.EXE」があるフォルダー内に「Jw_win.Jwf」がある場合、起動時に自動的に読込まれます。
Q30 図形・複写・移動コマンド使用時のレイヤ・線色・線種の設定
「S_COMM_5」の最初から2〜5番目の数字で設定をします。
最初から2番目の数字でレイヤの設定をします。( 0:書込みレイヤ 1:元レイヤグループ 2:元レイヤ)
最初から3番目の数字で図形の線色の設定をします。(0:元線色 1:書込み線色)
最初から4番目の数字で図形の線種の設定をします。(0:元種色 1:書込み種色)
S_COMM_5 = 0 0 0 0 0 0 0 0 0
Q31 貼付コマンド使用時のレイヤ・線色・線種の設定
「S_COMM_5」の最初から2〜5番目の数字で設定をします。
最初から2番目の数字でレイヤの設定をします。( 0:書込みレイヤ 1:元レイヤグループ 2:元レイヤ)
最初から3番目の数字で線色の設定をします。(0:元線色 1:書込み線色)
最初から4番目の数字で線種の設定をします。(0:元種色 1:書込み種色)
S_COMM_6 = 100 0 0 0 60 0 0 0 0
Q32 標準クロックメニューをAUTOモードクロックメニューにする
「AC_COM」の最初の数字で設定をします。
メニュ−バ−の設定→基本設定→一般(2)タブで、「標準クロックメニューをAUTOモードクロックメニュー
にする」の項目を表示さすには 1 を、「標準クロックメニューをAUTOモードクロックメニュー」に初期設定
するには 2 を記載します。
AC_COM = 0 240 240 240 80 80 80
※ 「1」に設定して基本設定→一般(2)タブで、「標準クロックメニューをAUTOモードクロックメニューにする」
の項目にチェックを入れるか「2」に設定すると、書込みレイヤ(グル−プ)の数字が赤色に変わります。
Q33 クロックメニューを無効にする
メニュ−バ−の設定→基本設定→一般(2)で、「クロックメニューを使用しない」にチェックを入れると、右or左
ドラッグしてもクロックメニューが表示されなくなります。
ただし、右AM0時、3時、6時(オフセット)、9時(線上点・交点)は表示されます。
右AM0時、3時は選択されているコマンドによって内容は変化します。
または、
環境設定ファイル「S_COMM_0」のクロックメニューに移行するドラッグ量を、1020〜1200にするとクロックメニ
ューを使用しない設定になります。
S_COMM_0 = 00 1200 A0 1 1 900 0 0 0
Q34 表示・非表示レイヤ(グル-プ)番号の文字色の設定
「AC_COM」の数字で設定をします。
下記の青色数字の所で、非表示レイヤ(グル-プ)番号の文字色の設定をします。
下記の橙色数字の所で、表示レイヤ(グル-プ)番号の文字色の設定をします。
「※1」で「赤色要素」、「※2」で「緑色要素」、「※3」で「青色要素」の設定を行います。
※1 ※2 ※3 ※1 ※2 ※3
AC_COM = 0 240 240 240 80 80 80
Q35 「クロックメニューによる線色等切替機能」の時間ごとの設定
環境設定ファイルの「S_COMM_0 =」の「EAUTOモードクロックメニュー(1)(2)切替え距離」に(−)マイナスを設定し
た場合に、「LD2_RV」と「RD2_RV」の設定が有効になります。
「LD2_RV」と「RD2_RV」の設定が、「クロックメニューによる線色等切替機能」の時間ごとの設定です。
(基本設定の一般(2)の「AUTOモードクロックメニュー(1)(2)の切り替え距離」にマイナス値を設定しても可能)
ただし、コマンドごとのクロックメニューが使用できる状態になっている必要があります。
「LD2_RV」と「RD2_RV」の設定を有効にするには、その前の「#」を削除して下さい。
「LD2_RV」と「RD2_RV」の設定を有効にすると、選択されたコマンドにより、時間ごとの線色・線種・
文字種・文字基準点・寸法文字種 の変更が「LD2_RV」と「RD2_RV」の設定になります。
JWWを起動して、メニュ−バ−の設定→環境設定ファイル→書出し を行うと、「LD2_RV」と「RD2_RV」の
項目は削除されてしまい、「LD2_RV」と「RD2_RV」の設定は無効になってしまいますので気を付けて下さい。
S_COMM_0 = 00 35 A0 1 1 -900 0 0 0
LD2_RV = 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1
RD2_RV = 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1
【複線、面取、分割、属性変更、線、矩形、円、2線、中心線、連線、点、接線、接円、ハッチ、建具平面・断面・
立面、多角形、曲線コマンド】の場合、左AM1〜9時で線色変更、10時で線属性設定ダイアログ表示に
なる。
右AM1〜9時で線種変更、10時で線属性設定ダイアログ表示になる。
【ハッチコマンド】の場合は上記に追加した機能としてAM0時により「クリアー」になる。
【文字コマンド】の場合
左AM1〜10時で文字種変更、11時で文字種設定ダイアログ表示になる。
右AM0、2,3、4、6、8、9、10時で文字基準点を直接変更する。
右AM7、11時で文字基準点を(中中)にする。
右AM1、5時で基準点変更ダイアログ表示になる。
【寸法コマンド】の場合
左AM1〜10時で寸法文字種の変更になる。
Q36 文字基準点の初期位置と面取り種類の初期設定
環境設定ファイルの「S_COMM_0 =」の「H一の位:文字基準点初期位置」を設定することによって、文字
の基準点の初期位置・面取り種類初期設定が出来ます。
この設定は、起動時の「Jw_win.jwf」でのみ有効です。
H番目の「0」で設定します。一の位は文字基準点初期位置を、十の位は面取り種類初期設定を設定します。
「24」とした場合は、十の位の「2」は面取り種類初期設定が「丸面」に、一の位の「4」は文字基準点初期位置
が「中中」に設定されています。
詳しくは、Sample.jwfの「S_COMM_0」を参照してください。
S_COMM_0 = 00 35 A0 1 1 900 0 0 0
Q37 矢印キーによる軸角方向移動の設定
環境設定ファイル「S_COMM_5」の「E矢印・PageUp・Down・Homeキーでズーム操作」の設定を「2」にする
と、矢印キーの操作で字句各方向の移動が出来ます。
S_COMM_5 = 0 0 0 0 0 2 0 0 0
Q38 寸法設定のファイルへの保存、読込の指定
環境設定ファイル「S_COMM_8」の「B寸法設定のファイルへの保存、読込」で指定出来ます。
十の位で寸法設定のファイルへの保存の指定を、一の位で寸法設定のファイルへの読込の指定ができます。
初期設定は、寸法設定のファイルへの保存、読込が出来るようになっています。
S_COMM_8 = 0 0 11
Q39 図形ファイルの種類(jwk、jws)の指定
環境設定ファイル「S_COMM_7」の「H図形ファイルの種類指定」で、「0」にするとJWKが、「1」にすると、
JWSの図形ファイルが図形ファイル選択画面で表示されるように設定出来ます。
また、十の位を「1」にして、「10」 or 「11」にすると、リスト表示のときにはJWKとJWSの両方が表示され
ます。
S_COMM_7 = 0 0 0 50 100 20 1 0 0
Q40 「クロックメニューによる線色等切替え機能」のコマンドごとの設定
環境設定ファイル「S_COMM_0」の「EAUTOモードクロックメニュー(1)(2)切替え距離」に(−)マイナスを設定した
場合に、「COM_RV01」〜「COM_RV41」の設定が有効になります。
「COM_RV01」〜「COM_RV41」の設定が、「クロックメニューによる線色等切替え機能」のコマンドごとの設定
です。
(基本設定の一般(2)の「AUTOモードクロックメニュー(1)(2)の切り替え距離」にマイナス値を設定しても可能)
ただし、コマンドごとのクロックメニューが使用できる状態になっている必要があります。
「COM_RV01」〜「COM_RV41」の設定を有効にするには、その前の「#」を削除して下さい。
「COM_RV01」〜「COM_RV41」の設定を有効にすると、線色・線種・文字種・文字基準点・寸法文字種 の変更が
選択されたコマンドにより、可能になります。
「1」を記入すると:左ドラッグのみ有効に、「2」を記入すると:右ドラッグのみ有効に、「3」を記入すると:左右ドラ
ッグを有効に出来ます。
JWWを起動して、メニュ−バ−の設定→環境設定ファイル→書出し を行うと、「COM_RV01」〜「COM_RV
41」の設定は無効になってしまいますので気を付けて下さい。
また、上記の「Q35 「クロックメニューによる線色等切替機能」の時間ごとの設定」と組み合わせることによっ
て、コマンドごとの時間毎に設定することが出来ます。
S_COMM_0 = 00 35 A0 1 1 -900 0 0 0
COM_RV01= 0 3 3 3 3 3 3 3 3 3
COM_RV11= 3 0 0 3 0 0 0 3 3 3
COM_RV21= 3 3 3 3 0 3 0 0 0 0
COM_RV31= 0 0 0 0 3 0 0 3 0 0
COM_RV41= 0 3 3
Q41 レイヤ名を「無名」にする設定
環境設定ファイルの「LAYNAM_N」の項目の数値を「1」にし、「LAYNAM_*」(
*
はレイヤグループ番号)の
行に半角カンマを続けて記述した環境設定ファイルを読み込むと、レイヤグループ名又はレイヤー名が無名
になります。
「LAYNAM_N」の項目の数値が「0」または「1」に関わらず、レイヤグループ名又はレイヤー名が記載されて
いる場合は、そのレイヤグループ名又はレイヤー名に変更されます。
LAYNAM_N
= 1
LAYNAM_※
=,,,,,,,,,,,,,,,,
※
現在、LAYNAM_1
=1グル-プ,1-0レイヤ,1-1レイヤ,1-2レイヤ,・・・の場合、
● LAYNAM_N
= 0 で LAYNAM_1
=aグル-プ,b-0レイヤ,,d-2レイヤ,・・の環境設定ファイルを読み込む
と、”1グル-プ”と”1-0レイヤ”と”1-2レイヤ”のレイヤ(グループ)名は変更されますが、,, と半角カンマが
連続した部分の1-1レイヤのレイヤ名は変更されません。
● LAYNAM_N
= 1 で LAYNAM_1
=aグル-プ,b-0レイヤ,,d-2レイヤ,・・の環境設定ファイルを読み込む
と、”1グル-プ”と”1-0レイヤ”と”1-2レイヤ”のレイヤ(グループ)名は変更されますが、,, と半角カンマが
連続した部分の1-1レイヤのレイヤ名は無名になります。
Q42 印刷範囲の基準点位置をファイルに保存する設定
環境設定ファイルの「S_COMM_2」の「Bプリンタ出力イメージの背景、プリンタ出力基準点位置」の項目で印
刷範囲の基準点位置をファイルに保存する設定が出来ます。
下記の青数字のところの十の位に基準点番号を記載します。
S_COMM_2 = 0 100 50 0 0 0 0 0 0
※ 上記の設定では、印刷範囲の基準点を「中中」にした設定です。
Q43 寸法図形の寸法値の画面表示文字色を指定する設定
環境設定ファイルの「S_COMM_8」の「C寸法図形の寸法値の画面表示文字色」の項目で寸法図形の寸法値
の画面表示文字色を指定設定が出来ます。
下記の青数字のところにPen番号を記載します。
S_COMM_8 = 0 0 11 2